Appleの発表会が退屈な理由

毎年恒例、iPhoneの新機種が公開されるAppleの発表会が、9月13日の2時に開催された。

正直、近年は事前リーク情報が正確すぎる事もあり、ワクワクドキドキや驚きとは無縁のものとなってしまっている。

今日は、Appleの発表会やそこで発表される最もユーザーが多い商品であるiPhoneに驚きや新鮮味が感じられなくなっている理由について考えてみた。

事前の予想の方が楽しい

発表会が近づくにつれて各メディアで盛んになる予想記事やリーク情報から新製品を予想するのが楽しいのと、発表会が近づくとほぼ正解の情報がリークされてしまうために発表会はただの答え合わせと化している。

ただの答え合わせならリアルタイムで見る必要も、むしろ発表会自体を見る必要もないのである。

製品の寿命が長い

これはポジティブな面だが、iPhoneやiPadなどのApple製品は、その優れたデザインと長期のサポートのおかげで陳腐化するのが遅い。

私が所有しているiPhone SEやApple Watch Series2でもまだまだ十分現役で快適に使えるし、未だに眺めて幸せな気持ちになれる。

最新のiOS12が5年前に発売されたiPhone5Sまでサポートするという事なので、6Sと同世代のSEも後3年くらいは最新OSを入れて使えるだろう。

これではなかなか買い換える気にならず、リークによってほぼ全貌が見えている買う気のない商品の発表会をワクワクして見るのは無理がある。

眠い

時差の問題で、日本では毎年深夜からのスタートとなる。

寝ていた方がどう考えても良い。

そもそもスマホなんてどうでもいい

これまでAppleの発表会を楽しみにワクワクしながら見ていたユーザー層の興味が、Apple Watchはまだしも、スマホからは離れてしまっているという事。

VRゴーグルなり、ドローンなり、他にもっとワクワクするガジェットがあり、完全にコモディティ化しているスマホに特に興味がない、と言える。

結局は何を使ってどんな体験を出来るかが重要なのであって、iPhoneというガジェットそのものを愛しているわけではないのである。

結論

というわけで、近年良く耳にする「Appleの発表会がつまらない問題」について、少しだけ深掘りしてみた。

私の中で一番大きいのは最後にあげた様に、「そもそもスマホ自体に興味がない」という事である。

Appleの製品で、iPadやMacと連携して使えさえすれば古くてもいいのである。

ユーザーはiPhoneを買い替えなくてもiCloudストレージやApple Musicなどのサービス、アプリを通じてAppleにお金を払い続けているわけで、Appleの業績全体に対するサービス収入の占める割合が伸び続けている今、iPhoneはサービスの売り上げを伸ばすための器にすぎないのであり、Apple自身もiPhoneに「革新」など求めていないはずで、退屈に感じて当たり前。

要は、そもそも毎年恒例となった発表会に新鮮な驚きを求める事自体が間違いだ、という結論。

ただ、新しいOSにアップデートするのは今から楽しみである。