【要約】 本を読む本 分析読書その3 著者と折り合いをつける まとめ

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前回の記事:【要約】本を読む本 分析読書その2 本を透視して構造を掴む まとめ

【要約】本を読む本 分析読書その2 本を透視して構造を掴む まとめ

今回扱うのは『本を読む本 (講談社学術文庫)』の読書術の第3レベル「分析読書」の第5規則、「重要な単語を見つけ出し、それを手掛かりにして著者と折り合いをつけること」である。

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読書における折り合いとは?

本書は読書術に関する本なので、少し複雑な入れ子構造となっている。

この章で初めて登場した「折り合いをつける」という言葉。

これこそ、本書の著者と折り合いをつけるべきものである。

読書における「折り合い」とは、点検読書や分析読書の第1段階で概要を掴んでから最初に行うべきものであるという。

ただ、だからと言って必ず点検読書と分析読書の第1段階を終えてからでないとだめ、というわけではなく、同時進行で行う方が効率が良い。

とりあえず、本書で著者がどういう意図で「折り合い」という言葉を使っているのかを理解し、著者の都合に合わせること。

これこそが「折り合い」をつける、という事である。

なぜ折り合いをつけないといけないのか

本を書く著者はいわば文章を書くプロである。

それなのに読者が折り合いをつけて著者の単語の使い方に合わせるのはおかしいのではないか、そのようにわかりにくい時点で著者の力不足ではないか、と思われる方もいるかもしれない。

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しかし、そもそもが言葉は知識を伝える手段としては不完全だというスタンスなのが本書である。

だから、本と読者の双方が歩み寄らないといけないのだ。

本は出版された時点以上歩み寄ることはできないので、あとは読者の仕事だ。

折り合いのつけ方のコツ

折り合いをつけるということがどういうことかをもっと明確にイメージするために、具体的に何をしたらいいかを考えてみよう。

キーワードを見つける

逆説的だが、キーワードを見つけるにはパラグラフ全体を理解する必要がある。

つまり、点検読書の段階で同時にキーワードを探すのが最も効率が良いのだ。

そうして見つけた、日常生活とは違う、特殊な意味で著者が使用している言葉がキーワードである。

専門用語と特殊な語彙

著者と折り合いをつけるには、著者が当たり前のように駆使している専門用語の意味にも注意する必要がある。

また、著者がある言葉を他の著者とは違った使い方をしていることがある。

こういった言葉を見つけ出し、それぞれの意味を見つける事こそが著者と折り合いをつけ、本を理解する準備を整える事になる。

本を読む本 (講談社学術文庫)

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