落合陽一著 これからの世界をつくる仲間たちへ 感想

落合陽一氏の『これからの世界をつくる仲間たちへ』を読んだ。

オススメ度:★★★★★

本書のターゲットは、いわゆる「デジタルネイティヴ」と呼ばれる若い世代の学生とその親たち。

特に親世代の価値観で大企業や自治体のホワイトカラーを漠然と目指している学生は多いと思うので、親世代にも是非読んでもらいたい。

今注目の「現代の魔術師」落合陽一

前著である『魔法の世紀』続き、落合陽一氏の著作を拝読しました。

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書評 来たるべき魔法の世紀に想いを馳せる。

新刊の『超AI時代の生存戦略 ~シンギュラリティ<2040年代>に備える34のリスト』もすでに販売されていますが、最近はバラエティ番組などにも登場する事が多く、注目度が高まっていると思われ、かなり売れ行きは好調なようで品薄が続いています。

私も早く読みたい気持ちはありますが、Kindle版が出てからにしようと思っています。いつ出るんだろ?

ホワイトカラーはもういらない?

本書の重要なテーマの1つに、「姿を見せつつある魔法の世紀で人間はどんな仕事をするのか?」というものがあります。

それは本書がこれから勉強をして社会に出て行く世代や、彼らを育てる親の世代へ向けた本だからです。

そして、その分かりやすい例として「ホワイトカラー」を取り上げています。

AIに関する最近流行りの論調は「AIが仕事を奪う」というものですが、これは、こう言ったメディアのターゲットがホワイトカラーだからに他なりません。

事実、ホワイトカラーが担っていた仕事はAIに代替されやすい仕事であり、そこに掛かっていた人件費はどんどんブルーカラーの収入に反映されるようになります。

本書を指標に、もう一度考えてみよう。

上に挙げたホワイトカラーの問題は本書で取り上げられた事の一部に過ぎませんが、このようにこれからの学生やその親が何を目指して進んでいけば良いかの指標にすべき内容が多く書かれています。

本書を読む事で自分が何を成し遂げたいのか、どんな問題を解決したいのか?を考えるヒントにもなりますし、それにはどんなスキルが必要でなにを身に付けるべきなのかも見えてきます。

私も本書を読んで、まずは身の回りの「小さな問題」を自分なりの関わり方で解決していこうと決意を新たにしました。

これからの世界をつくる仲間たちへ