ホモ・サピエンスは歴史を転がって来た。 サピエンス全史 第13章 読書ノート

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宗教、イデオロギー、人間至上主義、科学の矛盾 サピエンス全史 第12章 読書ノート

サピエンス全史』13章の読書ノート。

この章は短く、これまでの章を振り返り、次の科学革命へバトンを送る内容となっている。

ホモ・サピエンスは歴史を選択していない。

ここまででホモ・サピエンスが「どのような」歴史をたどって来たかを見て来た訳だが、「なぜ」このような歴史になったのかを考えようというのが本章のテーマである。

結論から言ってしまえば、答えはない。

必然性は全くなく、かと言って人類にとって都合の良い選択をして来たわけでもない。

農業革命でそうだったように、1度転がりだしたら個人がどんな痛みを伴おうが後戻り出来ないものもあった。

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それは本書で取り上げられたゲーム理論にも顕著である。

そして、科学革命

次の章より始まる科学革命も同様に、なぜそのタイミングで起きたのかを説明する事は出来ない。

そして、これも同様に後戻りを許さない性質を持つ上に、進むスピードを加速させるものでもある。

科学革命がホモ・サピエンスをどう導いていくのかが次の章から描かれる。

ここから先を読むには、現代の私たちにつながるジェットコースターに乗る心の準備が必要である。

サピエンス全史

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