前回の記事:ついに〇〇の正体が判明! ドラマ 嫌われる勇気 第7話感想
今回もフジテレビのアプリ、FODでも視聴出来るドラマ『嫌われる勇気』の感想を書く。
今ここを生きる重要性
今回のテーマは「今ここを生きる」である。
しかも、今回はアドラー心理学の実践者である庵堂蘭子自身が過去にとらわれてしまう。
そして、「青年」こと青山年雄の急成長も相まって、一気に蘭子との関係性が変化した。
「目的論」とも関連が深い「今ここを生きる」という考え方はアドラー心理学の目的とも言える、「幸せになる」こと、そのものである。
過去に縛られず、未来のために今を犠牲にする事もない。
今の連続が人生ならば、今を幸せに過ごす事が幸せになる唯一の方法だからだ。
大文字教授、大丈夫だよね?
今回、明らかに大文字教授が怪しい展開で幕を閉じたが、おそらくこれはフェイクで、黒幕は他の人物だと思う。
青山が刺されたのは顔見知りなのは間違いないが、その人物と黒幕は別の可能性もある。
大文字教授が黒幕だったら、アドラー心理学がただの空虚な机上の理論である事を認める形になりそう。
最後は大どんでん返しで「さすが哲人!」という展開を期待する原作ファンであった。