書評 新作小説発表間近の堀江貴文著 成金 青春経済小説 感想

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堀江貴文氏が書いた小説第2弾「成金」を読んだので感想を書く。

オススメ度:★★★★☆

前作と同様Kindle Unlimitedで利用出来る。

前作「拝金」を読んだ際の感想も合わせてどうぞ。

感想 堀江貴文著 青春経済小説 拝金 これはノンフィクション?
最近は毎月のように新書を上梓している堀江貴文氏が2010年に発表した小説デビュー作『拝金』。Kindle Unlimitedの読み放題対象になっていたのでこの機会に読んでみた。おすすめ度:★★★★☆主人公優作の人生のごとく、...

新作の発表が近いことが偶然分かってしまった・・・

何気なく読んだ事をツイートした所、なんと著者本人から返信が。

新作小説がもうすぐ出ることが分かってしまった。

こりゃあ楽しみ!

成金は成金でもあっちの成金

前作が「拝金」で今度は「成金」ときて、いかにもホリエモンらしいというか、世間のホリエモンイメージを裏切らないタイトルではあるが、今作のタイトルには実はひねりが加えられている。

成金とは将棋の「成金」、つまり「と金」のことを指しているのだ。

これは劇中で鮫島が堀井に対して言った言葉からの引用である。

この鮫島という男が本作の全ての裏を引いているわけだから、この名前が付いているのは実に自然。

成金とは鮫島のことであり、堀井の未来でもある。

前作の主人公、優作は成金にはなれず、歩のままであった。

読むと前作を読みたくなる

今作では、前作で謎に包まれていた堀井の狙いが明らかになる。

だから、この『成金』を読むと前作の『拝金』をまた読みたくなる。

拝金 青春経済小説

鮫島を憎み、倒そうとするあまり、同じ『成金』になった堀井。

彼は憎しみに囚われ、もう二度と自由の身には戻れないのであろうか。

堀江貴文と堀井健史

堀井健史という名前を見て、どう考えても堀江貴文をもじっているわけだが、堀江氏がモデルになっているわけでもなさそうだ。

実際の堀江氏は復讐とかに燃えるタイプでもなさそうだし、堀井はもっと根暗なイメージに思える。

物語全編を通して復讐することしか考えていないから余計そのように感じる。

それでもどこか、ただそれだけで終わる男じゃないような気がしているのはやはり堀江貴文に名前が似ているので、なんとなくホリエモンのキャラクターを投影してしまうからかもしれない。

ホリエモンは実際に投獄されたが、堀井は復讐に囚われている。

堀井にもホリエモンと同じように、自由の身になれる時がきっと来る。

そう願って私はこの本を閉じた。

成金 青春経済小説

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