核兵器による世界平和 サピエンス全史 第18章 読書ノート

前回の記事:産業革命による家畜の機械化 サピエンス全史 第17章 読書ノート

産業革命による家畜の機械化 サピエンス全史 第17章 読書ノート

サピエンス全史』第18章の読書ノート。

本章を読んで特に印象的だった、時間と世界平和についてまとめてみた。

スポンサードリンク

産業革命がもたらした時間による支配

現代では、いつでも誰でも時計やスマホで正確な時間を知る事が出来るが、産業革命以前はそうではなかった。

都市ごとに日の出から日の入りまでの時間に合わせた時計を使い、隣の都市との時間を合わせる必要もなかった。

そもそも隣の都市の時計を確認する術もなかった。

これが産業革命により仕事が時間で区切られる様になり、出勤のために使用する鉄道には正確な時刻が求められた。

こうして人類は時間に支配されるようになり、1日に何度も時計を見るはめになった。

核兵器がもたらした平和な世界

本章では、時間の他にもコミュニティの崩壊など、近代国家による変化を取り上げているが、特に重要なのが世界平和の実現である。

広島と長崎で原爆を体験した日本では感情的に受け入れるのが難しい人も多いと思うが、核兵器により現代の平和が実現したのは間違いない。

人類を滅亡しうるだけの核兵器を持った国同士の戦争は実質起こりえない。

ただの集団自殺だからだ。

戦争が起こらないので、交易が盛んになる。

交易により国産関係が緊密になり、多くの国の独立性が弱まる。

スポンサードリンク

そうして、国家という枠組みでの戦争のリスクはどんどん高まり、得られるものはほとんど無くなる。

関連記事:現代の帝国とは? サピエンス全史 第11章 読書ノート

現代の帝国とは? サピエンス全史 第11章 読書ノート

第11章で登場したグローバル帝国は、その領域が全世界なので、領域内での平和はすなわち世界平和をいみするのである。

サピエンス全史

iBooks版

サピエンス全史 上下合本版 文明の構造と人類の幸福 – ユヴァル・ノア・ハラリ & 柴田裕之

スポンサードリンク