現代の帝国とは? サピエンス全史 第11章 読書ノート

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貨幣は人類史上最も偉大な発明 サピエンス全史 第10章 読書ノート

サピエンス全史』第11章の読書ノート。

前回に引き続き、共通の世界観をもった人類が世界を統一できた3つの要因『貨幣』『帝国』『宗教』のうち、今回は帝国について見ていく。

帝国というと、現代を生きる我々にはあまり馴染みが無さそうだがどうだろうか。

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帝国とは何か?

私の場合、帝国というと『悪』のイメージがある。

アニメでも帝国軍といえば大体悪役である。

帝国軍に対して解放軍、みたいな。

異なる文化を持つ民族を、武力によって制圧し、吸収し、搾取するというイメージだ。

事実、帝国の定義には、多くの民族を同時に支配している事と、その境界を他の民族や国家を吸収しながら変える事が出来るという2点が含まれる。

他の国の国境や、民族、文化の壁を破壊しながら自ら大きくなるという負の面とともに、新しい文化を生み出すという面もあるのである。

そして、貨幣と宗教も帝国の維持、拡大にも大きな力を発揮した。

新たな支配者『グローバル帝国』

本章の最後では、将来世界に君臨するであろう、グローバル帝国について書かれている。

すでに各国のエリート層は、今住んでいる国家か、グローバル帝国に所属するかの選択に迫られており、帝国への参加を表明する人々は増加の一途を辿っていると言う。

国家の弱体化と同時進行するこの動きは、それに全く気づかなかった、もしくは見て見ぬ振りをして来たある一部の人たちにとっては、あるタイミングでガラッと世界の構造を変えられてしまったように感じる事だろう。

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そして、過去の帝国に吸収された民族のように、強制的に新しいルールを受け入れて生きていく事になるのである。

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