ちきりん著 「Chikirinの日記」の育て方 感想

前々から気になっていた有名ブロガーちきりんさんの著書、『「Chikirinの日記」の育て方』を読んだので感想を書く。

オススメ度:★★★★★

短めな上に分かりやすい文章でサクッと読めるのに内容は濃く、コストパフォーマンスの高い一冊。

ブログのターゲットとなる人たちの感覚を大切にして細かい事に気を配っている点や、なにより自分のためにブログを書き続けているという点など、参考になる事がたくさんあった。

すでにブログ運営している人はほとんど読んでいると思うが、まだの方やこれからブログを始める人には是非読んでもらいたい。

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「普通」である事の難しさ。

突然だが、私は「普通」という言葉が大嫌いである。

ただ単に私が普通じゃないから良く耳にするのかもしれないが、「普通はこうでしょ」とか言われるのが嫌い。

嫌いと言っても、私はそんな事では傷付かないし、私が言われる事自体はどうでも良くて、その人にとっての「世間」の「普通」を他人に押し付ける行為が嫌なのである。

だが、ここではあえて「普通」を使わせて頂く。

私はこの本を読んで、普通の感覚を持ち続ける事の重要性を再確認したからである。

先ほどの用例に含まれている「世間一般では」という様な意味ではない、辞書に載っている通りの普通である。

普通というのはとても難しい。

例えば、就職してすぐ新入社員だった頃には気付いた「この会社のここがおかしい」に段々慣れてしまって何とも思わなくなるのに似ている。

まだ新鮮な気持ちの頃の違和感をそのままにしておくと段々分からなくなり、平気で同じ事が出来たりする。

ちきりんさんのすごいところは、違和感を持った事をきちんとやらない事。流されてしまいそうになっても気付いて修正出来る事にあるのだと思う。

それがなかなか出来ないから、大多数の人が自分でブログを始める前には絶対読まないような広告だらけで内容の薄い記事を、いざ自分が始めると書いてしまうのである。

まあ、これは私にも耳が痛い話なのだが、あえて自分に言い聞かせて同じ様な事を繰り返さないようにしたい。

スーパーマリオの生みの親として有名な任天堂の宮本茂さんの凄さもゲーマーでない普通のユーザーの感覚を持ち続けている事にあるという。

普通を続ける事は普通ではなく稀有なのである。

ブログのどこに時間と労力をかけるべきか。

本書と、以前読んだ「最強のコピーライティング」という本の内容で共通するのが、「誰に何を伝えるのか」に最も力を注いでいるという事。

書評 最強のコピーライティングバイブル 名作の実践力をさらに高めた超訳本!

この「Chikirinの日記」の育て方を読めば、ちきりんさんが発信するメディア毎にターゲットとなる読者をどれだけ具体的に思い描いて絞り込んでいるかがよく分かる。

私はこの機会にちきりんさんのブログや書籍にもっと触れて、自分の中の普通の保ち方やマーケティングの感覚を磨いていきたいと思う。

ちなみに、ちきりんさんのいつもの最後の「そんじゃーね」が可愛くて好きです。

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